【簡単によくわかる】行動活性って何?

行動活性と言う言葉をご存知でしょうか?
実は精神医学や心理学の領域ではトレンドのワードのひとつです。

行動活性化技法は、その人が行う自発的な行動が正の強化(よいことが起こる)を受けるよう、本人と環境との相互作用を回復させる働きかけを行います。
こころの困りごとの諸症状はおおよそ負の強化(いやなことから逃れられる)に基づいています。当然、こちらをやり続けると悪循環になってしまいます

これを分かりやすく表現すると、「何か行動をする」⇒「イイことがある」というセットを増やしていくということです。
もし、「自分はこの行動をしたら気持ちが楽になる、楽しくなる」という行動がいくつもあれば、状況に応じて気持ちを挙げることができますね。
人間生きていればネガティブな気持ちになるときもたくさんありますよね。「こういう気持ちの時には、こういう行動をするとポジティブな気持ちになれる」という事を人は無意識にやっている場合が多いですが、それを少し意識的に振り返ってみましょう。そうすることで、困りごとに対処するための手札が少しずつ増えていきます。
それらの行動と、気分の関係について丁寧なモニタリングを行いながら、パターンとして学習していくのが行動活性化技法の根幹です。

しばしば、「やる気がないから行動しない」ということも言われますが、行動活性化では「行動することがやる気を生み出す」という風に考えます。

是非興味がある方はお問い合わせください。

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