企業で働く人に、「ストレスはありますか」という問いかけをすると60%の人が、「ストレスを感じている」と答えています。
さまざまなことが非常に早いペースで移り変わる現代社会の中では、ストレスを感じない生活を送ることはもはやできなくなってきているのかもしれません。そんな中で心身ともに健康で過ごすためには、毎日の生活のすごし方が非常に重要になっています。
は毎日の生活のすごし方で、どんなことに気をつけていけばよいのかを考えてみましょう。
起床時間、就寝時間を決める
人間には、24時間周期でリズムを刻む体内時計が備わっています。この体内時計のことを概日リズムと呼んでいます。概日リズムは脳の視床下部の働きにより作り出され、人間の睡眠や摂食のパターンを自然に調整しています。然しながら、概日リズムに狂いがでてくると体調の不調が起こってくることが知られています。では、どのようにこのリズムを整えていけばよいのでしょう。
基本的な生活リズムを整えるためには、まず起きる時間と寝る時間を一定の時間に定めることです。常に一定の生活パターンを繰り返すことによって、身体が自然にそのリズムを記憶し、目覚まし時計を使用することなく生活できるようになってきます。このように起床、就寝時間を身体が自然に反応するレベルに持っていければ、あとはその規則にしたがっていけばよいのです。生活にばらつきが見られている人は、まずは起床、就寝時間を定めることから行ってみましょう。
食事はバランスよく、決まった時間に摂る
単身で生活している人は、食事のバランスが悪くなりがちです。朝食や、夕食を抜く、好きなものばかりを食べる、食べる時間がばらばらなど。このような食生活を送っていると、体調に影響してくることが多いようです。また自律神経のバランスも上手くとれなくなってしまいます。上記のような食生活を送っている自覚のある方は、栄養面でもバランスよく、決まった時間にとるように心がけていきましょう。
食事はあなた自身の身体を作っている素であることを意識し、心と身体を元気に生活していきましょう。
定期的に運動する
定期的に運動をしている人は、寿命も長く、健康的に過ごせることが知られています。運動を定期的に行うと、骨格筋や心肺機能が高まるだけではなく、コレステロール値の改善にもつながります。また、脳内のエンドルフィンが高くなり、抑うつ気分や不安も軽減されます。このように、運動を定期的にすると多くの効用があるようですが、習慣づけることを億劫に感じる方もいるようです。
定期的に継続して行うことが重要なので、あまり入れ込むことなく、日常の短時間を利用するようなつもりで手軽に行ってみると良いでしょう。[:]
「いろいろ気を付けても、そんなにうまくいかない!」とか「それでよくなっていたら誰も困らない!」と言う人は、病院やカウンセリングなどに相談してみてもいいかもしれません。
ぜひシナジーワークスにご相談ください。