仕事場では「部下のタイプ」別に指導しよう!2種類のパターンで分析!

管理職として様々な社員に向き合っていると、同じように指導をしていても部下の成長が個人によって異なることは周知のことかと思います。

家庭で子供たちを同じように育てても、まったく違う個性になることと同じです。
仕事場での指導も「部下のタイプ」を理解した上で行うと、非常に効果的ですが、個々の性格を把握せずに一様に同じく指導をしても結果にはばらつきが出てきてしまいます。

よってチーム全体としてのパフォーマンスは、それほど望めないということにもなりかねません。

本日は性格のタイプ別を大きく外交的と内向的に分けて、それぞれにどのように指導をすると、本人のパフォーマンスを最大限に引き上げられるのかを考えてみたいと思います。

「外交的な性格」の部下

外交的な性格の人はコミュニケーションをとることが得意で、よって様々な人ともフランクに付き合うことが可能です。

上司としてもそれほど時間をかけずに関係を築くことが出来る部下であると言えるでしょう。
外交的な人の興味は外に向いており、他者の中で自分がどのように存在感を発揮できるかということに意義を感じる傾向にあります。

よってこのような「外交的な性格」の部下を指導する場合には、本人にイニシアティブをとらせるようにし、外部が期待をしているということを意識させるようにして、本人のモチベーションを上げるようにしていくとよいでしょう。

トップダウンで指示すると、嫌悪感を持たれたり反発心を持たれたりすることになるかもしれません。

ワンマンな上司がつくと、「外交的な性格」の部下は、自分の能力を伸ばせずに成果を上げることが難しくなるかもしれません。

「内向的な性格」の部下

内向的な性格の人は、どちらかというと他者とコミュニケーションをとることが苦手で、自分の世界観を大切にして仕事をしたいというタイプです。

上司との関係構築にも、比較的時間がかかるかもしれません。
また周囲の人には積極的に自己開示をしないため、本人が何を求めているのかということがわかりづらい場合もあるでしょう。

「内向的な性格」の部下は自分のペースを守って仕事をしたいという人もいれば、誰かに道筋をつけてもらいそのあとをついていきたいという人もいます。

上司として気を付けなければいけないことは、本人のペース、本人のやり方に強引に介入していくと、仕事のパフォーマンスが低下したり、場合によっては、メンタルヘルス不調などを引き起こすきっかけになるということです。

また「内向的な性格」の部下は、自分から積極的にコミュニケーションをとるタイプでもないため、上司から定期的に話しをする時間を持つことが大切です。
その中で、本人の現状や気持ちを聞いていくようにします。

最後に

いかがでしょうか。
管理職として何人も部下がいる場合は、性格のタイプにも配慮して、指導していけるとよいですね。
指導の参考にしてみてください。