「テレワークのストレス」をどのように軽減するか?カウンセラーが提案する解決法

テレワークのストレスをどのように軽減する?

テレワークの長期化によるストレス

「テレワーク」が長期化することにより、日ごとにストレスを感じる方が増えているようです。

ここ「仕事の相談」でも、飲酒量が上がっている、不眠になった、体重が増加した、体がなまっている、人と会えなくて辛いなど、生活パターンが変化することによりストレスを訴える方が多くなってきました。

普段の仕事場でも、誰しもがストレスを抱えていますがこのように先の見えない不安や、社会活動の停止、また人とのつながりの遮断といったテレワークによるストレスは、心的にかなり強度の負担を強いることになります。

今後もコロナの感染者の状況次第では、私たちの生活はますますの不自由を強いられることになり、経済のみならず、人々の心身の悪化が危惧されるところです。

先の見通せない不安な状況が続くと、人間は何かに依存したり、神経過敏になったり、周囲との同調行動が増えたり、怒りやすくなるなどの行動や感情を持つ傾向があります。

ウォルター・キャノンが提唱した、闘争・逃走反応は危機的状況に陥った際の人間の自然行動を説明した理論ですが、現在我々が直面している状況は、まさにこのような反応を誘発する状況といえるでしょう。

では、一体どのようにして過ごせばテレワークのストレスを軽減し、少しでも心健やかに過ごせるのでしょうか?

テレワークのストレスの軽減方法とは

 

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テレワークのストレスを軽減するためには、まずは生活のリズムを整える(日課の継続)ことです。
これは起床時間や就寝時間、仕事の時間や休憩時間を守るといったことです。
またちょっとした散歩なども決まった時間に行うことです。

体には体内時計があり、不規則な生活をするとその体内時計が狂ってしまい、ホルモンバランスや、睡眠リズムが崩れ、更には免疫系統も崩れてしまいます。

このようなことを避けるために、生活リズムを守ることは非常に大切です。

また不安をあおるニュースや記事を深堀しないということです。

人間には「怖いもの見たさ」という心理がありますが、不必要に深堀することにより、不安はさらに深まります。
自分の必要な情報が得られたら、それ以上は深堀しないことです。

不安の想念はさらなる不安を呼び込み、脳内においても怒りや焦燥感につながるノルアドレナリンが放出されるため、不安の想念は出てきたら断ち切ることが必要です。

テレワークのストレスの相談方法

他にも定期的に運動すること、バランスの良い食事をとることなど、生活の基本習慣は当然守っていくことが挙げられます。
気持ちよくなれる音楽や香り、日光を浴びることも積極的に行うと良いでしょう。

それでも、もしテレワークのストレスが軽減されないとしたら、専門家に相談してみましょう。
人には話しにくい不安や心配、懸念していることなどを相談できたなら気持ちのカタルシスが進み、テレワークのストレスが軽減されるに違いありません。